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活動報告

 宮城県考古学会の活動状況をお知らせいたします。

2017年度(平成29年度) 総会、研究発表会
特集:被災文化財等保全活動の6年間を振り返る
 2017年度総会、研究発表会は、平成29年5月14日(日)、下記の日程で東北歴史博物館講堂において開催されました。

総会 10:00~10:50

 佐々木和博会長から開会の挨拶があり、つづいて議長に武田健市会員、副議長に車田敦会員、書記に米城百合子会員を選出し、8件の議事が進行されました。
 (総合司会:福山宗志企画代表幹事)

 議案第1号 2016年度の事業報告について
 議案第2号 2016年度収支決算報告(案)
 議案第3号 2017年度の事業計画(案)について
 議案第4号 創立20周年紀記念事業について
 議案第5号 「宮城の旧石器時代遺跡」の刊行について
 議案第6号 遺跡調査成果発表会資料の会員への無償配布について
 議案第7号 2017年度収支予算(案)
 議案第8号 宮城県考古学会会則付則(改正案)について
 【2017年度総会 議案書(PDF形式、2.09MB)】

 以上の各議案について担当幹事(議案第1・3号:長島榮一幹事長、議案第4・5号:藤澤敦副会長、議案第2・6・7・8号:菅野智則総務代表幹事)から説明があり、審議の結果、議案第1号から第8号まで賛成多数で原案通り可決承認されました。

研究発表会 11:00~16:35

特集『被災文化財等保全活動の6年間を振り返る』
 東日本大震災対策特別委員会の藤澤敦委員長よる趣旨説明の後、3件の報告と1件の特別報告が行なわれました。最後に報告者全員による全体討議を行ない、残された課題や今後の展望について意見が交換されました。
 (司会:古川一明会員、菅野智則会員)

特集 趣旨説明・報告1「宮城県での被災文化財等保全活動の成果と課題」
         東日本大震災対策特別委員会 藤澤敦 氏
    報告2「資料ネット活動の現状と今後
         ―宮城歴史資料保全ネットワークの活動を中心に―」
         宮城歴史資料保全ネットワーク 天野真志 氏
    報告3「宮城県被災文化財等保全連絡会議の活動と今後」
         東北歴史博物館 小谷竜介 氏
    特別報告「福島県での被災文化財保全活動の現状と課題」
         福島大学 菊地芳朗 氏
    全体討議

 一般研究発表は下記の3件が行なわれ、最新の研究成果が発表されました。うち2件は当日発行の会誌第19号掲載論文の執筆者によるものです。
 (司会:鈴木朋子会員、鈴木啓司会員)

研究発表 「多賀城城下とその周辺におけるイベント堆積物」 相原淳一 氏
       「宮城県における縄文時代のアスファルト」 村上裕次 氏
       「陸奥国分寺の中世の五輪塔
        -三次元写真計測による復元と、五輪塔の造営背景-」 及川謙作 氏

懇親・交流会 17:30~

【成果報告】
当日は、会員・会員外あわせて約90 名の参加があった。
特集では、震災後6年間の県内の被災文化財等の保全活動をふりかえるとともに、福島県の現状等について特別報告いただき、残された課題や今後の展望について意見交換を実施した。
震災によって被災した文化財をどのように考えそれぞれの機関が事業を行ったのか、また隣県の状況もあわせ今後の課題はどのようなものなのか。参加者もこうした情報を知り、一緒に考える機会が得られたことで、文化財に関する理解や認識もより一層深まったものと思われる。
会員より3件の研究成果発表があり、一般・研究者の区別なく、広くその成果の共有を図った。
閉会後に懇親会を行い、意見交換・情報交流を図った。(10 名参加)

【今後の課題】
本会をよりいっそう活発な情報共有・課題検討の場としていけるよう、内容の充実にあたること。
会員の内外を問わず、広く、わかりやすい考古学に関する情報の発信に努めるとともに、親睦と意見交換の促進に努めること。
より一層の参加者が集えるよう、広報・周知活動に努めること。

受付風景
開会挨拶(佐々木和博会長)
総会議長団(議長:武田健市会員、副議長:車田敦会員、書記:米城百合子会員)
総会議案説明(長島榮一幹事長) 総会議案説明(菅野智則総務代表幹事)
監査報告(高橋守克監事) 総会議案説明(藤澤敦副会長)
部会設立挨拶(高橋守克部会長) 総会会場風景
研究発表会 特集司会進行(古川一明会員、菅野智則会員)
研究発表会 特集趣旨説明・報告(藤澤敦東日本大震災対策特別委員会委員長)
研究発表会 特集報告(宮城歴史資料保全ネットワーク 天野真志 氏)
研究発表会 特集報告(東北歴史博物館 小谷竜介 氏)
研究発表会 特集特別報告(福島大学 菊地芳朗 氏)
研究発表会 特集全体討議
研究発表会 司会進行(鈴木朋子会員、鈴木啓司会員)
研究発表会 研究発表(相原淳一会員)
研究発表会 研究発表(村上裕次会員)
研究発表会 研究発表(及川謙作会員)

平成29年度 宮城県遺跡調査成果発表会
 平成29年度宮城県遺跡調査成果発表会は平成29年12月10日(日)、宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、宮城県史跡整備市町村協議会の共催を得て、下記の日程でせんだいメディアテーク スタジオシアターにおいて開催されました。

<開催概要>
期日 平成29年12月10日(日) 10:00~16:05
会場 せんだいメディアテーク 7階 スタジオシアター
主催 宮城県考古学会
共催 宮城県教育委員会・仙台市教育委員会・宮城県史跡整備市町村協議会
内容 口頭発表10 件・資料発表3件
入場料 無料(ただし、資料頒布希望する場合、1部1,000 円)

<開催日程>
遺跡調査成果発表会(10:00~16:00)
 野川遺跡 (東北大学大学院文学研究科考古学研究室)
 多賀城跡 (宮城県多賀城跡調査研究所)
 山王遺跡 (多賀城市教育委員会)
 本郷遺跡 (白石市教育委員会)
 下宮野塚 (栗原市教育委員会)
 小屋館城跡 (宮城県教育委員会)
 湯原館跡 (湯原城調査団)
 仙台城跡 (仙台市教育委員会)
 宮城県の震災復興事業に伴う遺跡調査について(宮城県教育委員会)
  「大地からの伝言」活用事業について(「大地からの伝言」等活用研究部会)
資料発表
 東宮貝塚 (七ヶ浜町教育委員会)
 原遺跡 (岩沼市教育委員会)
 伊治城跡 (栗原市教育委員会)
懇親会(17:00~)

<成果報告>
 当日は、県内外より考古学に関心を寄せる方々延べ100 名の参加がありました。ご参加いただいた皆様におかれましては、考古学や郷土の歴史に関心を寄せる一助となったものと思います。
 パソコンを利用したスライドによる発表が全体を占め、調査担当者から現場の状況や出土遺物などについて詳細に説明頂きました。「「大地からの伝言」活用事業について」の発表では、冊子「大地からの伝言」を活用したスライドによる発表があり、宮城の災害考古学への理解を深めました。

開会挨拶(佐々木和博会長) 午前の部司会(初鹿野博之会員・佐藤純平会員)
仙台市野川遺跡(東北大学 鹿又喜隆氏)
多賀城市多賀城跡(宮城県多賀城跡調査研究所 生田和宏氏)
多賀城市山王遺跡(多賀城市教育委員会 丹野修太氏)
白石市本郷遺跡(白石市教育委員会 日下和寿氏)
午後の部司会(佐藤優会員・佐藤佳奈会員) 栗原市下宮野塚(栗原市教育委員会 安達訓仁氏)
気仙沼市小屋館城跡(宮城県教育委員会 鈴木啓司氏) 七ヶ宿町湯原館跡(湯原城調査団 熊谷満氏)
仙台市仙台城跡(仙台市教育委員会 鈴木隆氏) 宮城県の震災復興事業に伴う遺跡調査について
(宮城県教育委員会 天野順陽氏)
「大地からの伝言」活用事業について(「大地からの伝言」等活用研究部会 佐藤好一氏・太田昭夫氏)
会場風景 閉会挨拶(藤澤敦副会長)

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