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宮城県の考古学情報ー2016年度 
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特別展「世界遺産ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」
日時 2017年3月25日(土)~5月28日(日)
会場 東北歴史博物館(多賀城市)
【記念講演会】場所:当館3階講堂(入場無料・事前申込不要)
 ①3月25日(土) 13:30~
  「ヨーロッパ旧石器時代 洞窟壁画におけるラスコーの位置付け」
  講師:五十嵐 ジャンヌ 氏(東京藝術大学講師)
 ②4月23日(日) 13:30~ 
  「クロマニョン人の生活世界-考古学からの復元-」
  講師:阿子島 香 氏(東北大学大学院教授)
 ③5月13日(土) 13:30~
  「クロマニョン人とは誰か?日本人はどこから来たのか?
   -解明されてきた人類の起源-」
  講師:海部 陽介 氏(国立科学博物館人類史研究グループ長)
【展示解説】場所:研修室(※特別展観覧券が必要・事前申込不要)
  3月29日、4月12・26日、5月10・24日(すべて水曜日) 各回11:00~(1時間程度) 担当:当館職員
詳細情報>>>東北歴史博物館|展示案内|世界遺産ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~
公開シンポジウム どこまでわかる「食の考古学」 その理論と実践

ポスター(PDF形式381KB)
日時 2017年3月2日(木)・3日(金)
会場 東北大学川内キャンパス マルチメディア教育研究棟6階
内容
3月2日
 細谷葵(お茶の水女子大学)
  たかが食、されど食
  -料理と食物加工の復元からここまでわかる過去の社会
 溝口孝司(九州大学大学院)
  「食べる」という行為にかかわる考古学的アプローチ
 深澤百合子(東北大学大学院)
  技術体系としての農耕
  -アイヌ文化にみる栽培から調理・食事まで
3月3日
 宮尾亨(新潟県立歴史博物館)
  土器の付着物から読み解く縄文人の食生活
 庄田慎矢(奈良文化財研究所)
  ヨーク大学におけるバイオアーキオロジー
 山田悟郎(元北海道開拓記念館)
  植物遺体が物語る食生活
 中村大(立命館大学 R-GIRO)
  データベースとGISからみえてくる食文化史
 質疑応答・ディスカッション
熊谷公男先生御退任記念 仙台古代史懇話会特別例会のご案内
 時下ますます御清栄のことと存じます。
 御承知の通り、熊谷公男先生が、今年度末をもって東北学院大学をご退職されます。
 つきましては、これまでの先生の学恩への感謝を込めまして、来る3月11日 (土)に、「熊谷公男先生を囲む会」及び仙台古代史懇話会の特別例会を企画いたしました。
 まだ詳細など未定の部分も御座いますが、皆様に是非ご参加いただきたく、あらかじめご案内申しあげる次第です。年度末のご多忙のさなかとは存じますが、あらかじめご予定くださいますれば幸いに存じます。
仙台古代史懇話会 相澤秀太郎・鈴木琢郎・徳竹亜紀子・永田英明・堀裕
日時 平成29年3月11日(土)
会場 仙台市戦災復興記念館 4階第1会議室(仙台市青葉区大町二丁目12番1号)
内容 1)研究報告 11時~14時30分 (昼休み含む)
     1.熊谷明希氏(東北学院大学大学院博士後期課程)
       「大化前代における隼人の朝廷出仕と畿内移配」
     2.相澤秀太郎氏(東北歴史博物館)
       「阿倍比羅夫の北方遠征と粛慎―国際情勢からみた北方遠征の目的をめぐって―」
     3.堀 裕 氏(東北大学)
       「「皇位天授の思想」と法王道鏡」
     4.永田英明氏(東北大学史料館)
       「三十八年戦争下の伊治城について」
     5.柳澤和明氏(東北歴史博物館)
       「『日本三代実録』にみえる五大災害記事の特異性」
    2)熊谷公男先生ご講演 15:00~17:00
       「国家形成期における倭国の対外関係と軍事」
    ※時間等は今後変更となることもあります。その場合は改めてご連絡いたします。
本件連絡先:永田英明(東北大学史料館)
          メール hide-ngt◎muf.biglobe.ne.jp(◎を@に置き換えてください)/電話 080-1681-6731
公開講演会「土中より現れいづる仙台城の面影」
ポスター(PDF形式1.47MB)
日時 平成28年12月23日(金・祝) 13:00~17:00
会場 東北大学川内北キャンパス
    マルチメディア教育研究棟6階大ホール
    (入場無料・定員100名)
内容
開会挨拶・趣旨
    深澤百合子(東北大学大学院国際文化研究科教授)
講演1「石垣から読み解く仙台城跡-発掘調査の成果から-」
    渡部紀(仙台市教育委員会文化財課仙台城史跡調査室長)
講演2「仙台城二の丸地区と武家屋敷
    -東北大学川内南・北キャンパスの発掘調査成果-」
    菅野智則(東北大学埋蔵文化財調査室特任准教授)
講演3「仙台城下を訪れた黒人-史料から読み解く「国際化」-」
    藤田緑(東北大学大学院国際文化研究科教授)
講演4「仙台城跡遺跡の歩き方地図作製-地下鉄東西線国際センター駅(仙台城跡入口)から、
     仙台城本丸跡経由川内駅(東北大学川内キャンパス)までに見る仙台城の面影-
    伊藤孟(東北大学考古科学技術研究会会員・理学部2年)
見学会(16:30~17:00)
    発掘調査で出土した遺物の見学ができます。
企画展「アジアのなかの東北日本旧石器時代」
 東北大学と仙台市教育委員会が所蔵する北海道・東北地方から出土した後期旧石器時代の石器を中心に展示し、その特徴を同時代の東アジアと比較して東北日本旧石器時代の文化を探る展示。
会期:10月14日(金)~12月18日(日)
会場:地底の森ミュージアム 企画展示室
連携先機関:東北大学大学院文学研究科・東北大学総合学術博物館

公開学術講演会
「韓国の旧石器文化:後期旧石器時代の開始と現生人類の渡来」

日時:2016年11月26日(土)午後2時~4時
講師:裵 基同(ペ キドン)氏(韓国 漢陽(ハンヤン)大学校教授)
場所:仙台市太白区中央市民センター(たいはっくる内)大会議室
言語:日本語(国語通訳:洪 惠媛(ホン ヘウォン)氏)
入場無料(直接 会場へお越しください)

国際シンポジウム「アジアの中の東北先史文化」
日時:2016年11月27日(日)午前9:30~12:30
場所:仙台市地底の森ミュージアム研修室
言語:日本語と英語(韓国語通訳:洪 惠媛(ホン ヘウォン)氏)
報告者・討論者(順不同・敬称略):
柳田俊雄、阿子島香、鹿又喜隆、洪惠媛、澤田敦、神田和彦、コメンテーター:裵 基同(ペ キドン)
事前申込制:ファックスで下記まで、御氏名、専門分野、ご連絡先を明記の上、お申し込みください。
        Fax 022-795-6073  東北大学考古学研究室 (個人情報は、この行事のためにのみ使用します)
第30回 東北日本の旧石器文化を語る会宮城大会
シンポジウム「東北日本の旧石器時代研究 ―回顧と展望―」
開催要項(PDF形式676KB)
期日 2016年12月17日(土)・18日(日)
会場 東北大学 川内南キャンパス
    文科系総合講義棟 経済学部第2講義室(204号室) 仙台市青葉区川内27-1
主催 東北日本の旧石器文化を語る会
共催 東北大学大学院文学研究科
後援 宮城県考古学会
次第
【1日目】12月17日(土)
受 付 12:30~
開 会 13:00~13:10
シンポジウム「東北日本の旧石器時代研究 ―回顧と展望―」
13:10~14:10 基調講演「東北日本の旧石器文化を語る会30年をふりかえって」
         藤原妃敏氏(福島県立博物館)
14:10~14:30 (休憩)
14:30~15:00 「東北日本における旧石器編年―回顧と展望―」
         沢田 敦(公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団)
15:00~15:30 「タイポロジーに関する回顧と展望」
          鈴木 隆(仙台市教育委員会)
15:30~16:00 「石器製作技術研究の展望と課題 ―型式学的技術研究から石器技術学研究へ―」
         大場正善(公益財団法人山形県埋蔵文化財センター)
16:00~16:30 「石材を巡る研究の現状と課題」
         吉川耕太郎(秋田県立博物館)
16:30~17:30 話題提供①(ポスターセッション・資料検討会)
         会場:文科系総合講義棟 第3小講義室(231号室)
18:00~20:00 懇親会
         会場:キッチンテラス・クルール(東北大学川内北キャンパス内)
【2日目】12月18日(日)
開 会 9:00
シンポジウム「東北日本の旧石器時代研究 ―回顧と展望―」
9:00~ 9:30 「東北日本における旧石器の機能研究」
         鹿又喜隆(東北大学)
9:30~10:00 「東北日本における遺跡形成過程研究の現状と課題」
         傳田惠隆(宮城県教育委員会)
10:00~10:30 「旧石器時代から縄文時代草創期における東北日本の植生史研究と課題」
         吉川昌伸(古代の森研究舎)
10:30~10:45 (休憩)
10:45~11:15 「東北日本における旧石器・縄文時代移行期の研究:日向洞窟発掘50年を経て」
         長井謙治(東北芸術工科大学)
11:15~11:45 「東北アジアの旧石器研究回顧と東北日本の旧石器研究展望」
         佐川正敏(東北学院大学)
11:45~12:15 「プロセス考古学35年と東北日本の旧石器文化」
         阿子島 香(東北大学)
12:15~13:30 (昼 食)
         話題提供②(ポスターセッション・資料検討会) ※①と同じ会場になります。
13:30~15:00 パネルディスカッション
閉 会 15:00
※話題提供は①・②ともに以下の報告を予定しております。
  なお、②は都合により報告数が減る場合があります。
  1 米沢盆地の乱流堆積層に含まれる珪質頁岩の偽石器 (秦 昭繁)
  2 福島県笹山原No. 16遺跡 (郡山女子大学短期大学部)
  3 福島県大谷上ノ原遺跡 (公益財団法人福島県文化振興財団)
  4 山形県白山B遺跡 (東北大学)
  5 北海道タチカルシュナイ遺跡 (東京大学)
  6 北海道吉井沢遺跡 (東京大学)
  7 山形県日向洞窟遺跡 (東北芸術工科大学)
資料検討会への資料の持ち込みについて
 石器・石材サンプル等の持ち込みを歓迎します。
参加申し込み・会費等
 ・参加を希望される方は、12月1日(木)までに下記あてにお申込みください。懇親会への参加・不参加を必ず添えてください。開催日直前に懇親会を申し込まれた場合はご希望に添えられない場合があります。連絡は、できるだけE-mailでお願いします。
 ・参加費1,000円、発表要旨集代1,500円(予定)を当日受付で申し受けます。
 ・懇親会費は4,000円(学生2,000円)の予定です。当日受付でお預かりします。
 【申し込み先】 第30回大会開催事務局(宮城県世話人) 村上裕次
 電話:090-9423-2963 / メール:yujmura@yahoo.co.jp
宿泊
 ・斡旋は致しませんので、各自で手配をお願いします。
当日の昼食について
 ・会場近辺は飲食店が限られておりますので、ご注意ください。
会場案内
 ・会場へは公共交通機関をご利用ください。
  JR仙台駅からは地下鉄東西線(八木山動物公園行き)が便利です。川内駅下車、徒歩6分です。
七ヶ浜町歴史資料館開館30周年記念グッズ販売のお知らせ
 歴史資料館開館30周年を記念して、記念グッズ(マスキングテープ)を製作しました。10月1日から数量限定(約400個)で一般販売をしますのでお知らせします。
 デザインは大木囲貝塚から出土した大木8b式を2つ、大木8b式と10式の文様帯の展開図を配置した「縄文土器と文様のマスキングテープ」(1種類)です。
 商品名:縄文土器と文様のマスキングテープ(1種類)
 サイズ:15mm幅×10m 基材:和紙 個別包装・デザインの解説書付き
 価格: 1つ 350円 ※おひとり様3個まで購入可
 販売開始:10月1日(土) 9時から
 販売場所: 七ヶ浜町歴史資料館 受付窓口
         月曜日休館(祝日の場合翌日休館)
 その他:予約・取り置きはいたしません。なくなり次第販売を終了いたします。
      発売日翌日(2日)のみ、主催イベント開催のためイベントの受付で販売いたします。
 問い合わせ先:七ヶ浜町歴史資料館 TEL/FAX:022-365-5567
公開シンポジウム 「栗原市伊治城跡から読み解く東北古代史」
フライヤー(PDF形式372KB)
日時:平成28年9月19日(月)10:00~16:30
会場:栗原市文化会館(アポロプラザ)
 奈良時代に律令国家は多賀城を作り陸奥国を支配した。大崎平野までを支配した律令国家はさらに北をめざし、栗原の地に伊治城を作ったが大規模な蝦夷の反乱に遭った。律令国家と蝦夷が対峙し、動乱の地となった古代の栗原には東北古代史を読み解くたくさんの手がかりが残されている。
講演:①「発掘調査成果からみた伊治城と古代栗原郡」
      安達訓仁(栗原市教育委員会)
    ②「律令国家の拡大と城柵構造
      ―伊治城跡と桃生城跡の成果を中心に―」
      村田晃一(宮城県文化財保護課)
    ③「鳥矢ケ崎古墳群と伊治公一族」
      辻秀人(本学文学部教授)
    ④「伊治城をめぐる交通と征夷」
      永田英明(東北大学史料館)
    ⑤「律令国家の北縁部、大崎・栗原地方」
      熊谷公男(本学文学部教授)
共催:東北学院大学アジア流域文化研究所・東北学院大学文学部歴史学科・栗原市教育委員会
後援:宮城県考古学会
備考:入場無料・申込不要
お問い合わせ先:東北学院大学アジア流域文化研究所 TEL・FAX : 022-264-6370
           Web : http://www.ipc.tohoku-gakuin.ac.jp/~hicarb/
弥生時代研究会シンポジウム
仙台平野に弥生文化はなかったのか
-藤尾慎一郎氏の新説講演と意見交換-
開催要項(PDF形式276KB)
 当会主催の福島県白河市で開催したシンポジウムから早3年が経とうとしています。弥生時代後期を取り上げ、東北地方の弥生時代終末期に何が起きていたのか、ダイナミックなヒト・モノの動きについて各地の研究者から発表してもらい、議論をすることができました。
 近年の弥生文化研究で注目されるのは、国立歴史民俗博物館の藤尾慎一郎氏が『弥生時代の歴史』(講談社現代新書2330)のなかで、東アジア的な視点から東北の弥生文化に関する新たな問題提起を行っていることです。藤尾氏の考え方からすると、北関東の一部を含む東北地方には、続縄文文化とも弥生文化とも異なった文化が展開していたことになります。今回の研究会では、この藤尾氏の新説について、長時間のご講演をいただき、その意図するところを伝えてもらい、東北の弥生文化研究の現状をふまえて、意見交換をしたいと思っています。藤尾氏の著作をぜひ一読し、参加してもらえればと思います。
日時・会場 平成28年11月19日(土)10:00~17:00 仙都会館8階(仙台市青葉区中央2-2-10)
              11月20日(日) 9:30~12:30 エルソーラ仙台28階(仙台市青葉区中央1-3-1)
内容
11月19日(土) 司会:山田康弘(国立歴史民俗博物館)
  10:00~10:10 斎野裕彦「趣旨説明・開会あいさつ」
≪話題提供≫
  10:10~10:45 「東北の弥生前期の現状と課題」三浦一樹(山形県埋蔵文化財センター)
  10:45~11:20 「東北の弥生中期の現状と課題」佐藤祐輔(仙台市縄文の森広場)
  11:20~12:00 「東北の弥生後期の現状と課題」相沢清利(多賀城市教育委員会)
  12:00~13:00 昼食(各自)
≪講演・意見交換≫
  13:00~15:00 藤尾慎一郎(国立歴史民俗博物館)
              「東北の弥生文化をどう見るのか-弥生文化の指標は水田稲作だけなのか」
  15:00~15:15 休憩
  15:15~16:00 「東北からみた弥生文化の範囲」斎野裕彦(仙台市教育委員会)
  16:00~17:00 意見交換
  18:00~      懇親会(会場未定)
11月20日(日) 司会:佐藤由紀男(岩手大学)
   9:30~10:30 「本州島東北部における稲作の開始とその考古学的位置づけ」
               高瀬克範(北海道大学)
10:30~12:30 コメント:設楽博己(東京大学)、意見交換
参加費 2,000円(資料代・会場代)
参加申込 人数把握のため、事前申込とします。申込方法は開催要項(PDF形式276KB)をご覧ください。
第27回企画展 多賀城跡附寺跡特別史跡指定50周年記念
「多賀城跡の保存と研究-150年の軌跡-」
フライヤー(JPEG形式1.03MB)
期間 平成28年10月1日(土)~平成28年12月18日(日)
会場 多賀城市埋蔵文化財調査センター展示室
内容 本年は多賀城跡が特別史跡に指定されてから50周年の節目の年にあたることから、多賀城跡の保存に焦点をあて、最新の発掘調査を踏まえながら、改めて多賀城跡の価値や魅力について紹介するものです。
 また、下記の日程において記念講演「多賀城跡の調査と保存のあゆみ」を開催いたしますので、ぜひご来場ください!
記念講演「多賀城跡の調査と保存のあゆみ」
日時:平成28年11月1日(火)午後6時から
場所:多賀城市文化センター小ホール
講演:岡田茂弘氏(宮城県多賀城跡調査研究所初代所長、
            東北歴史博物館初代館長)
鼎談:岡田茂弘氏
    佐藤正知氏(文化庁文化財部記念物課主任文化財調査官)
    進藤秋輝氏(元宮城県教育庁文化財保護課長、元多賀城跡調査研究所長)
松島町 瑞巌寺境内遺跡 現地説明会
フライヤー(PDF形式656KB)
 瑞巌寺参道再生工事に伴って、発掘調査を実施しています。江戸時代の参道の一部と思われる石組みがみつかりました。その成果を一般に公開いたします。
日時 平成28年7月23日(土) 10:00~
場所 瑞巌寺参道発掘調査現場(瑞巌寺拝観受付付近に集合)
問い合わせ先 松島町教育課生涯学習班 022-354-5714
※駐車場はありませんので、公共交通機関でお越しください。
※現場内は足場が悪い場所が多いので歩きやすい靴でお越しください。
参加無料・申込不要・雨天中止
テーマ展示「修復された被災文化財-小梁川・大梁川遺跡-」
期日 2016年6月28日~2017年2月26日
会場 東北歴史博物館 テーマ展示室1
内容 平成23年3月11日に発生した東日本大震災によって、当館も浮島収蔵庫の収納棚が倒壊・破損するなど、大きな被害を受け、縄文土器を中心に200点を超す被害がありました。また、屋外展示施設の「今野家住宅」も大きな被害を受けました。当館ではこれらの被災資料を再び公開することができるよう、文化庁の補助を受けて修復作業を行ってきました。
 今回、ご覧いただく七ヶ宿町小梁川・大梁川遺跡はともに七ヶ宿ダム建設に先立ち、昭和50年代に発掘調査が行われ、特に小梁川遺跡の調査は宮城県内ではじめて遺跡の全面に及ぶ大規模なものとなりました。このかけがえのない貴重な文化財も今回の大震災によって被災し、破損しました。このたび、ようやく修復を終えた縄文土器を中心に、ダム湖に沈んだ先人たちの暮らしぶりをわかりやすくご紹介いたします。
多賀城市 内館館跡第1次調査 遺跡見学会
フライヤー(PDF形式1.76MB)
 多賀城地区大区画ほ場整備事業に伴い、平成27年度から実施しておりました内館館跡第1次調査について、調査成果の概要がまとまりましたので、下記の日程で遺跡見学会を開催いたします。
日時 平成28年6月4日(土) 午後1時30分~(小雨決行)
場所 多賀城市南宮字色の地地内の発掘調査現場
調査成果 これまで内館館跡では、航空写真を撮影した際に、植物の生育の差で生じる帯状の痕跡(クロップマーク)が確認されており、その形状から堀で囲まれた屋敷跡の存在が推測されていました。多賀城地区大区画ほ場整備に伴い実施した発掘調査の結果、このクロップマークが、幅2~3mもある堀跡の痕跡を示していることが明らかとなり、出土した遺物から室町時代の屋敷を囲む大規模な区画溝であることが分かりました。
問い合わせ先 多賀城市埋蔵文化財調査センター
 電話022-368-0134/022-352-6547

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