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全国の考古学情報ー2013年度 
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第Ⅷ期うきたむ学講座 特集『歴史・民族・生物(いきもの)から置賜を読み解く』PartⅡ
日時 平成26年1月19日・2月2日・3月2日(各日曜日) 午後1時~
会場 山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館 研修室   案内チラシ・参加申込書(PDF形式249KB)
内容 第1回講座1月19(日)午後1時~
      「細井平洲の第三次米沢下向と米沢」 米沢市教育委員会 宮田直樹 氏
      「白竜湖 変貌する泥炭湿原」  南陽八ミリクラブ 渡部俊一 氏
    第2回講座平成26年2月2日(日)午後1時~
      「発掘成果から見た律令社会の成立―刈田と置賜―」 蔵王町教育委員会 鈴木雅 氏
    第3回講座平成26年3月2日(日)午後1時~
      「東北地方の山岳信仰の特殊性」 米沢女子短期大学 原淳一郎 氏
      「チョウセンアカシジミの来た道」 自然写真家 永幡 嘉之 氏
参加申し込み・問い合わせ先 992-0302 山形県東置賜郡高畠町安久津2117
    山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館 TEL0238-52-2585 FAX0238-52-4665

第40回 古代城柵官衙遺跡検討会
「古代出羽国の城柵と交通-駅家・道路・交流-」

 最上川と野尻川の合流点にある駒籠楯跡は、『延喜式』諸国駅伝馬条に規定がある出羽国野後(のじり)駅に相当する場所と推定されてきました。近年、山形県・大石田町による調査が実施され、その成果は水駅の存在と機能を解明する上で重要な鍵を握っています。
 城柵へ向かう交通路の整備は、大野東人による天平9(737)年の陸奥・出羽連絡路開削をはじめ、律令国家にとって北方支配における重要な課題であり続けました。城柵に通ずる「道」や「ルート」は、どのようなものであったか、自覚的に追求する段階に来ているといえます。
 人や物が「交通」を介して交流し、それが城柵経営にも大きな影響を与えていたことを、本検討会により少しでも明らかにしてみたいと考えています。(案内より抜粋)
日 程 平成26年2月22・23日(土・日)  要項・日程(PDF形式124KB)  参加申込用紙(WORD文書44KB)
     22日(土)12:00~開場・受付、13:00~平成25年度調査成果報告、18:30~情報交換会
     23日(日)9:00~開場・受付、9:30~特集報告、13:45~特集討論、15:00閉会
会 場 山形県山形市 山形国際ホテル(検討会および情報交換会)
参加費 (参加費)1000円 (資料代)2000円 (懇親会費用)6000円
申込期限 平成26年1月31日(金)まで(ただし、定員200名になり次第、締め切りとさせていただきます)
第40回 古代城柵官衛遺跡検討会開催要項
期 日 平成26年2月22・23日(土・日)
会 場 山形国際ホテル
主 催 古代城柵官街遺跡検討会
共 催 山形県考古学会
日 程
第1日日 2月22日(土)
12:00~ 開場・受付
13:00~13:10 開会行事
 平成25年度調査成果報告
13:10~13:35 秋田城跡(秋田市秋田城跡調査事務所)
13:35~13:55 払田柵跡(秋田県教育庁払田柵跡調査事務所)
13:55~14:20 権現山遺跡他(宮城県大崎市教育委員会)
14:20~14:45 多賀城跡(宮城県多賀城跡調査研究所)
14:45~15:10 山王遺跡(宮城県教育委員会)
15:10~15:20 く休 憩〉
15:20~15:45 熊の作遺跡(宮城県教育委員会)
15:45~16:10 唐越遺跡(山形県南陽市教育委員会)
16:10~16:35 鶴沼C遺跡他(福島県文化振興財団)
16:35~17:00 横手廃寺(福島県南相馬市教育委員会)
17:00~17:15 〈質疑応答〉
17:15~17:20 〈事務連絡〉
18:30~20:30 情報交換会  山形国際ホテル
第2日日 2月23日(日)
9:00~ 開場・受付
 特集「古代出羽国の城恥と交通一駅家・道路・交流-」
9:30~9:35 趣旨説明
9:35~10:00 特集報告1「野後駅推定地 駒龍楯跡について」竹田純子(山形県教育委員会)
10:00~10:30 特集報告2「出羽国の山道駅路と海道駅路」阿部明彦(山形県教育委員会)
10:30~10:40 〈休 憩〉
10:40~11:10 特集報告3「出羽北半の城柵と交通・交流」伊藤武士(秋田市秋田城跡調査事務所)
11:10~11:40 特集報告4「陸奥の城柵と交通・交流」吉野武(宮城県多賀城跡調査研究所)
11:40~12:10 特集報告5「文献からみた駅家の特質と出羽」永田英明(東北大学)
12:10~13:00 〈昼 食〉
13:00~13:45 特集報告6「出羽国の交通とその特質一駅路を中心として-」中村太一(北海道教育大学)
13:45~14:50 特集討論
14:50~15:00 閉会行事
平成26年度 調査成果資料報告
1.志波城跡(岩手県盛岡市教育委員会) 3.胆沢城跡(岩手県奥州市教育委員会)
2.徳丹城跡(岩手県矢巾町教育委員会) 4.井同遺跡(秋田県由利本荘市教育委員会)
参加申込方法
 別紙の参加申込用紙(WORD文書)に必要事項をご記入のうえ、トップツアー山形支店宛にFAXか郵送、もしくはEmailにてお申し込みください。参加諸費用は当日会場受付にて頂戴いたします。
 トップツアー山形支店(担当:渡違、阿部)
 〒990-0031 山形市十日町1丁目1番34号(山形駅前通りビル2階)
 TEL:023-641-4141 FAX:023-641-1019
 メール:.yamagata(a)toptour.co.jp<(a)を@に置き換えてください>
 営業時間 平日:9:00~18:00  休:土・日曜・祝日

申込締め切り 平成26年1月31日(金)
 ※会場の定員が200名になり次第、締め切りとさせていただきます。
 ※事務局(山形大学)では、参加申し込みの受付をしておりません。
参加費用 参加費 1,000円  資料代 2,000円 情報交換会 6,000円 23日昼食代(お弁当) 1,000円
 ※検討会会場、情報交換会会場の「山形国際ホテル」は山形駅東口から徒歩5分です。
 ※23日(日)の昼食にお弁当(1,000円)をご希望の方は、参加申込用紙(WORD文書)にてご予約ください。
 ※図書交換会参加希望者は、別紙申込書の記載欄に必要事項を記入し、事務局へお申込みください。
 ※宿泊施設につきましては、樹氷国体期間と重複したため、周辺ホテルの値上がり及び混雑が予想されています。なるべく山形国際ホテル・シングルプラン(1泊朝食込み6,800円)でお申し込み頂けますよう、お願い致します。
検討会に関するお問い合わせ先
 大会の内容等についてのお問い合わせや、出張依頼状のお申し込みは、下記の事務局宛に、FAXか郵送、もしくはEmailでお問い合わせください。
 第40回 古代城柵官街遺跡検討会 山形大会事務局
 〒990-8560  山形市小白川町1丁目4-12 山形大学 基盤教育院 荒木志伸
 Fax:023-628-4125(共用)  メール:shinobu(a)kdw.kj.yamagata-u.ac.jp<(a)を@に置き換えてください>
2014年 出土銭貨報告会(兵庫県尼崎市)
恒例となりました出土銭貨報告会は今回で13回目となります。ご参加の程、宜しくお願い致します。
日時:2014年2月1日(土) pm1:00~5:00  開催要項・日程(PDF形式143KB)
会場:尼崎市立小田公民館 ※JR神戸線「尼崎」駅から北東へ徒歩約2分 会場地図
参加費:1,000円(資料代・会場費など) 主催:出土銭貨研究会
「中世のお墓研究、最前線」 近鉄文化サロン (公財)元興寺文化財研究所 共催講座
(公財)元興寺文化財研究所と研究成果の公開
 戦時中から始まった元興寺禅室・本堂(いずれも国宝)の解体修理で多数の仏教民俗資料が発見されました。しかし、その当時は資料の性格すら明確ではなく、それらを保存する技術もまだ進歩していませんでした。
 昭和36年(1961)、それらに対処するため元興寺が独自の資料整理室を立ち上げ、作業に着手。その後、元興寺仏教民俗資料研究所として財団化され、昭和53年には文化財を総合的に調査・保存・研究する機関へと成長し、元興寺文化財研究所と改名しました。
 現在は歴史、民俗、考古、美術などの人文科学的な調査研究事業と、各種の文化財の保存処理、修復事業およびその研究開発を行い、約30名の職員がそれぞれの分野で活躍しています。
 事業の多くは行政や寺社からの受託によるものですが、文部科学省の科学研究費を申請できる機関にも認定されており、毎年10件前後の研究課題に取り組んでいます。
 今回の講演は、平成21年度から採択されました「日本中世の葬送墓制に関する発展的研究」という研究課題の成果報告です。研究は自己満足だけで終わらせず、幅広く周知していただくことで理解が得られ、そしてその研究の意義も深まってくると考えています。研究成果とともに元興寺文化財研究所の活動にもご理解とご支援をいただければ幸いです。
 お墓は権力者の占有物から庶民のものへと拡大し、現代に至ります。その大きな過渡期となるのが中世。講座では、この10年で大きく進展した中世墓研究の成果を、社会階層とお墓の姿という目線で報告いたします。
講 師 (公財)元興寺文化財研究所 研究部長 狭川 真一
日 時 平成26年1月19日(日)10:30~12:00 (要事前申込)
会 場 近鉄文化サロン(大阪府大阪市)
案内チラシ(PDF形式0.5MB)
復興事業に係る発掘調査現地説明会(岩手県釜石市)
開 催 日  12月21日(土)
遺跡および公開時間
①片岸貝塚(片岸町第9地割)…縄文・近世
 県内最大級の縄文時代大型住居址(前期~中期)や縄文土器が出土しました。
 公開時間 10時~11時30分   解  説 10時、11時(30分程度)
②川原遺跡(鵜住居町第13地割)…古代~中世
 平泉と同時期の資料と鍛冶資料が出土しました。
 沿岸唯一のてづくねかわらけ出土遺跡。大量の鉄製品も出土しています。
 公開時間 13時~14時30分   解  説 13時、14時(30分程度)
③横瀬遺跡(箱崎町第7地割)…縄文~弥生
 縄文晩期~弥生の土器や土偶が多量に出土しました。
 公開時間 10時~15時30分
 解  説 10時30分、14時30分(30分程度)
※横瀬遺跡ではあわせて発掘調査体験も実施します
 【発掘・洗浄・拓本体験】10時~15時30分
 汚れても良い服装でお越しください。
申し込み
 必要ありません。直接会場にお越しください
問い合わせ
 026-0031岩手県釜石市鈴子町15-2
 釜石市教育委員会生涯学習スポーツ課
 文化係 Tel:0193-22-8835
シンポジウム「東国武士の精神世界~いくさととむらい~」
 戦いの時代であった中世には、合戦のとむらいや供養、極楽浄土を目的として石製塔婆が数多くたてられました。小川町下里で確認された割谷板碑石材採掘遺跡では、このような東国武士の精神世界を支えていた板碑の材料を産出していました。
 本シンポジウムは、割谷板碑石材採掘遺跡をテーマの中心とし、板碑研究、文献史学、考古学など様々な視点から検討を加えます。討論をとおして、武蔵国の中世を代表する歴史資料である板碑の生産と流通の実態について迫ることができればと考えています。
日時 平成26年2月2日(日) 9時30分~16時(予定)   案内チラシ(PDF形式1.8MB)
場所 国立女性教育会館 講堂(埼玉県比企郡嵐山町菅谷728)
費用 500円(予定)   定員 500人
申込方法:平成26年1月4日(土)から1月21日(火)までに、往復はがきにシンポジウム受講希望・参加者氏名・住所・連絡先電話番号を明記の上、埼玉県立嵐山史跡の博物館あてに送付してください(1月21日必着)。なお、はがき1枚につき2名様までお申込できます。
申し込み・問い合わせ先 埼玉県立嵐山史跡の博物館
  〒355-0221比企郡嵐山町菅谷757  電話:0493 - 62 - 5896
大名墓報告書刊行情報(愛知県幸田町教育委員会)
幸田町教育委員会では、平成21年度から24年度まで島原藩主深溝松平家に関する文化財調査を実施してまいりました。このたび、調査に関する報告書の刊行となりましたのでお知らせいたします。下記調査報告書は有償頒布しておりますので、購入ご希望の方は、町ホームページを確認していただき、お申込みください。なお、参考までに各冊子の目次を添付いたします。
①瑞雲山本光寺 松平忠雄墓所発掘調査報告  目次(PDF形式114KB)
②深溝松平家菩提寺 瑞雲山本光寺文化財調査総合報告  目次(PDF形式94KB)

第27回 東北日本の旧石器文化を語る会北海道大会

日時:2014年2月1日(土)・2日(日)  開催要項・会場地図(PDF形式1.24MB)
会場:北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟W201(札幌市北区北10 条西7 丁目)
内容:講演(鶴丸俊明 札幌学院大学教授)、話題提供「東北日本における旧石器時代遺跡の調査」
主催:東北日本の旧石器文化を語る会
共催:北海道旧石器文化研究会
日程:
【1日目】2月1日(土) 開場 13:00 開会 13:30
 講演 13:40~14:40 「演題未定」 鶴丸俊明 札幌学院大学教授
 14:40~15:00 休憩
 話題提供「東北日本における旧石器時代遺跡の調査Ⅰ」
 15:00~15:30 「北海道吉井沢遺跡」(東京大学)
 15:30~16:00 「北海道勝山2 遺跡」(札幌学院大学)
 16:00~16:30 「青森県尻労安部洞窟(安部遺跡)」(尻労安部洞窟発掘調査団・慶応大学)
 16:30~17:00 「山形県白山E 遺跡」(東北大学)
 懇親会 17:30~19:30 レストラン ニコラハウス(北海道大学百年記念会館内)
【2日目】2月2日(日) 開会 9:00
 話題提供「東北日本における旧石器時代遺跡の調査Ⅱ」
 9:00~9:30 「福島県笹山原No.16 遺跡」(郡山女子大学)
 9:30~10:00 「新潟県楢ノ木平遺跡」(郡山女子大学・石器技術学研究会)
 10:00~10:30 「秋田県下堤G遺跡(再整理報告)」(秋田市教育委員会)
 資料検討会 10:30~11:30
 ※期間中、公益財団法人北海道埋蔵文化財センターでは特別展「千歳古砂丘周辺の旧石器遺跡群展」を開催しております。日曜日も開催しておりますので、是非ご見学下さい。
資料検討会への資料持ち込みについて
 石器・石材サンプル等の持ち込みを歓迎します。
参加申し込み・会費等
 ・参加希望者は1 月6 日までに下記あてにお申込みください。懇親会への参加・不参加を必ず添えてください。連絡はなるべくe-mail でお願いします。
 ・参加費は1,000 円、発表要旨集代1,000 円(予定)を当日受付で申し受けます。
 ・懇親会費は4,000 円程度の予定です。参加される方は当日受付でお預かりします。
申し込み先
 第27回北海道大会事務局 高倉 純
 〒060-0811 札幌市北区北11 条西7 丁目 北海道大学埋蔵文化財調査室
 TeL. 011-706-2671 e-mail jun-ta(a)let.hokudai.ac.jp<(a)を@に置き換えてください>
駐車場について:会場の北海道大学キャンパス内には駐車場はありませんので、ご注意ください。
宿泊:斡旋はいたしませんので、各自で手配をお願いします。
会場について:別添の地図をご参照下さい。

第4回 東国古代遺跡研究会研究大会
-東国における古代遺跡の調査報告-

日時:平成26年2月15日(土)・16日(日)  開催要項(PDF形式91.6KB)
場所:国士舘大学梅ヶ丘校舎 B 棟301 教室
内容:関東の発掘調査の最新成果を一同に集めた研究会になりますので、ふるってご参加ください。
2 月15 日(土)
 13:10- 豊島郡衙の発掘とその成果-郡衙発見から30年の足跡- 中島広顕氏(北区教育委員会)
 13:45- 川崎市橘樹郡衙跡の調査成果 栗田一生氏(川崎市教育委員会)
 14:30- 茅ヶ崎市本村居村A・B 遺跡の調査-平安時代の水田跡と出土木簡を中心に- 押木弘己氏(神奈川県)
 15:05- 東山道武蔵路と関連遺跡の調査について 藤野一之氏(坂戸市教育委員会)
 15:40- 新沼窯跡群の発掘調査について 永井智教氏(鳩山町役場)
 16:15- 山王廃寺の調査結果 阿久澤智和氏(前橋市教育委員会)
2 月16 日(日)
 09:30- 茨城県石岡市「瓦塚窯跡」の紹介 小杉山大輔氏(石岡市教育委員会)
 10:05- 日立市長者山遺跡の調査 猪狩俊哉氏(日立市教育委員会)
 10:50- 甲府盆地荒川水系の古代遺跡群-松ノ尾遺跡の調査- 大嶌正之氏(甲斐市教育委員会)
 11:25- 南宮遺跡における古代の豪族居館 鳥羽英継氏(長野県考古学会)
 13:15- 市川市北下遺跡の生産遺構 栗田則久氏(千葉県教育財団 文化財調査研究部)
 13:50- 尾上木見津遺跡・駒詰遺跡の調査成果について 小牧美知枝氏(印旛郡市文化財センター)
 14:25- 市貝町北ノ内遺跡の調査 永井三郎氏(栃木県埋蔵文化財センター)
参加申し込み
 参加希望の旨を葉書・e メールにてお名前、電話番号、メールアドレスを明記の上、下記にお申込み下さい。
 また、2 月15 日に懇親会を開催します。参加ご希望の方は合わせてご連絡ください。
 締切:2013 年1 月30 日必着 先着200 名。 資料代1000 円。懇親会5000 円。
東国古代遺跡研究会事務局
 〒154-8515 東京都世田谷区世田谷4-28-1 国士舘大学考古学研究室
 TEL 03-5481-3248 E-mail kokushikan00(a)yahoo.co.jp <(a)を@に置き換えてください>

平泉出土品を中心とした渥美窯製品の検討会

日時 平成25年12月21日(土) 10時30分~16時30分 ※参加には事前申し込みが必要です。
会場 平泉町平泉文化遺産センター ふれあいホール
    (岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立44番地 電話0191-46-4012)
内容 平泉を中心に東北出土の中世渥美窯製品を「持ち寄り会」形式で検討。
    渥美窯製品の流通や渥美窯製品の研究の現状を理解する上で貴重な機会となります。
趣旨
 渥美窯は、12~13世紀頃に渥美半島全域(愛知県田原市・豊橋市)に分布し、その製品は東北地方にまで運ばれた大規模な中世窯であり、東北地方の研究者にとっても渥美窯製品の編年や年代観は大きな関心事です。
2012年刊行の『愛知県史・窯業3』では、渥美窯の個々の窯跡の紹介とともに編年が提示されましたが、解決すべき多くの課題も残されており、今年は東海土器研究会によるシンポジウムも開催されています。また、田原市博物館の特別展「渥美窯 国宝を生んだその美と技」には東北地方出土の渥美窯製品も数多く展示され、注目されています。
 消費地である東北地方の渥美窯製品の研究成果が、生産地での分類や編年・年代観にも影響を与えており、両地域の研究者が一堂に会して出土品を検討することは意義深いものと考えます。
 そこで今回、東海地方から4名の研究者を招き、平泉町平泉文化遺産センター所蔵品を中心とした検討会を開催いたします。
参加対象
 考古学研究者・埋蔵文化財担当者など。参加は電話による事前申し込み制。
 (定員50名 先着順、受付期間は11月15日~12月16日まで)
 申し込み先は、岩手大学平泉文化研究センター 電話019-621-6529
招聘する研究者
 安井俊則(愛知県史執筆委員)、贄元洋(豊橋市文化財センター)、
 鈴木敏則(浜松市博物館)、増山禎之(田原市教育委員会)
日程
 10:00 受付開始
 10:30 開会挨拶・趣旨説明
 10:35 報告1 渥美窯製品の分類・編年・年代観の方法に関する発表(予定)
 10:55 報告2 渥美窯製品の壺甕編年に関する発表(予定)
 11:15 報告3 渥美窯製品の山茶碗編年と壺甕編年との対応に関する発表(予定)
 11:35 (昼食・休憩)休憩中に柳之御所資料館で展示中の渥美窯製品を各自で見学。
 13:30 平泉文化遺産センター所蔵品ほかの観察・検討
     報告4 平泉文化遺産センター所蔵品ほかについてのコメント
 15:00 参加者全員による意見交換
 16:30 閉会挨拶
 ※検討会終了後 情報交換会を平泉町内で開催します。 会費は5,000円程度です。
 (検討会の申込み時に詳細を連絡して、出席の有無を確認いたします。)
レジュメなど
 当日、簡単なレジュメを配布します。
 また、11月2日開催の東海土器研究会の『渥美窯製品の資料集』を参考資料として使用します。
 資料集は当日の購入(3000~4000円程度)が可能です。
主催
 岩手大学平泉文化研究センター・平泉町教育委員会
その他
 参加者は可能な限り、所属機関などが所蔵する渥美窯製品を持参し、検討会の対象資料として下さいますよう、お願いいたします。
 持参する場合は平泉町平泉文化遺産センター 及川(電話0191-46-4012)あて12月16日(月)までに連絡してください。
 また、招聘する研究者は湖西産須恵器や二川産灰釉陶器・緑釉陶器の研究者でもありますので、こうした資料を持参いただくことも可能です。
開催内容に関する問い合わせ
 岩手大学教育学部考古学研究室 yusato(a)iwate-u.ac.jp <(a)を@に置き換えてください>
【開催要項】(PDFファイル、131KB)
<採用案内>福島県教育委員会学芸員(考古学)(美術)(民俗)
平成25年度福島県教育委員会学芸員(考古学)(美術)(民俗)採用選考予備試験の実施について
受付期間:平成25年10月25日(金)午前8時30分から平成25年11月13日(水)午後5時まで
詳細情報:福島県教育委員会 実施要項・受験申込書等ダウンロード (考古学) (美術) (民俗)
とうほく街道会議第9回交流会一関大会 ~骨寺村から平泉・東北を考える~
日時 平成25年11月1日(金)13:00~16:50 [交流会]
             2日(土) 9:00~15:00 [探訪会]
会場 [交流会]いちのせき健康の森・セミナーハウス
    [探訪会]JR一関駅集合(Aコース:西口、Bコース東口)
内容 [交流会]
    ・基調講演「骨寺村と平泉」(入間田宣夫東北大学名誉教授)
    ・第1分科会「骨寺村の保存と活用について」
    ・第2分科会「芭蕉の道(奥の細道)を通じた交流連携」
    [交流会(街道談義)]
     郷土料理や地酒による交流会:参加費3,000円
    [探訪会]
    A:骨寺村を巡る(定員35名、参加費2,000円)
    B:芭蕉の道を辿る(定員25名、参加費2,000円)
    ※詳細は添付の募集チラシをご覧ください

【案内チラシ】(PDFファイル、1.11MB)
・骨寺村に関する情報
 骨寺村荘園遺跡ホームページ     【骨寺村荘園遺跡パンフレット】(PDFファイル、3.79MB)
・参加申し込み・問い合わせ等
  とうほく街道会議ホームページ

関西近世考古学研究会第25回大会
『中世末から近世の地鎮め遺構の諸様相』

 平成25年の第25回大会も、大手前大学さくら夙川キャンパスにて大手前大学史学研究所との共催で開催することとなりましたので、ご案内申し上げます。今年度は発掘調査で見つかった地鎮め遺構について各地の事例を集めて、地鎮め遺構の実態を把握しようと考えております。
開催地 大手前大学さくら夙川キャンパス C棟 C20教室 (662-8552 西宮市御茶屋所町6-42)
開催日時 平成25年12月7日(土) 午後1時25分~5時(午後1時~受け付け)
                8日(日) 午前10時~午後3時05分(午前9時30分~受け付け)
詳細情報  【案内チラシ】(PDFファイル、245KB)

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