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宮城県考古学会全国の考古学情報 > 2019年度

 全国の考古学情報ー2019年度

第2回 物流・交流を考える会のご案内
<この研究会は中止となりました>
開催案内20200228-29.pdf
日 程 2020年 2月28日(金):資料見学会、29日(土):研究会
会 場 1日目:岩手県埋蔵文化財センター会議室(盛岡市下飯岡11地割185番地)
     2日目:遺跡の学び館(岩手県盛岡市内丸12-2)
参加費 1000円(予定)、※ 資料代・会場使用料等の実費程度をご負担いただきます。
プログラム
2月28日(金)
13:00~16:30  資料見学会、発表:中村由克「北上産と糸魚川産透閃石岩(蛇紋岩)の特徴と識別」
          見学資料:岩手県川目A遺跡(磨製石斧、石棒、玉類、アスファルト関係遺物)、
                 内田貝塚(骨角器)、大向上平遺跡(玉類)、
                 浜川目沢田Ⅰ遺跡(玉類など)の出土資料など
          懇親会(盛岡駅周辺、会費5000円程度を予定)
2月29日(土)
9:20~9:30  開会挨拶、連絡等
9:30~9:50  発表1 佐藤由紀男(岩手大学)「紀元前一千年紀後半の北日本における交易予察」
9:50~10:10  発表2 高橋 哲(青森県三内丸山時遊館)「青森県における円筒土器文化の磨製石斧」(仮)
10:10~10:30 発表3 折登亮子・加藤 渉(青森県埋文センター)「東北日本の続縄文系遺物と遺構」
10:30~10:50 質疑・討論
10:50~11:00 休憩
11:00~11:20 発表4 須原 拓(岩手県埋文センター)「川目A遺跡における磨製石斧の製作」
11:20~11:40 発表5 八木勝枝(岩手県埋文センター)「岩手県宿戸遺跡出土の玉類等について」
11:40~12:00 発表6 鈴木 雅(蔵王町教育委員会)「蔵王東麓における磨製石斧石材と黒曜石利用」
12:00~12:20 質疑・討論
12:20~13:20 休憩
13:20~13:40 発表7 村木 敬(岩手県埋文センター)「東北日本における旧石器時代の黒曜石利用」
13:40~14:00 発表8 三澤裕之(山形県)「東北地方中南部地域における緑色石英製の玉類の生産と流通について」
14:00~14:20 発表9 秦 昭繁(山形応用地質研究会)「人間の行動・思考に法則性はあるのか」(仮)
14:20~14:40 質疑・討論
14:40~15:00 意見交換 物流・交流の考古学的研究の課題と展望
閉会
問い合わせ等 沢田 敦(新潟県埋蔵文化財調査事業団)
          Mail:a-sawada(at)mti.biglobe.ne.jp ※(at)を@に置き換えてください。
※ 参加希望者は2月20日(木)迄に上記にご連絡ください。
第13回アジア考古学四学会合同講演会「アジアの祈り」

フライヤー(PDF形式、2.23MB)
日時 2020年1月11日(土) 13:00~16:50
会場 早稲田大学 戸山キャンパス 36号館581教室
    <参加費・資料代無料、申し込み不要>
内容 基調講演「祈りの現象学-西アジアの事例から-」
     月本 昭男(古代オリエント博物館)
    「古代日本の神観と祭祀遺跡・自然環境」
     笹生 衛(國學院大學)
    「東アジアにおける古代仏教寺院研究の考古学的新展開」
     佐川正敏(東北学院大学)
    「アンコールにおける祈りの空間-”遺跡”の昔・今-」
     丸井 雅子(上智大学)
主催 日本考古学協会日本中国考古学会
    日本西アジア考古学会東南アジア考古学会
詳細 第13回アジア考古学四学会合同講演会開催のお知らせ|日本考古学協会
令和元年度 埋蔵文化財講座
「蝦夷の赤い土器―湯舟沢遺跡出土赤彩球胴甕のルーツを探る!―」

開催要項(PDF形式、308KB)
期日 令和元年12月7日(土) 13:00~16:30
会場 滝沢市埋蔵文化財センター 研修室
    入場無料・事前申し込み不要(定員60名)
内容
講演1 「蝦夷の赤い土器―赤彩球胴甕とは?ー」
      杉本 良 氏(北上市立博物館館長)
講演2 「東北北部の古代赤彩土器
      ―奈良時代の赤彩文化を中心に―」
      米田 寛 氏(岩手県立博物館専門学芸員)
講演3 「東北北部型土師器と赤彩」
      宇部 則保 氏
       (八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館発掘専門員)
講演4 「考古資料からみた栗原・桃生以北
      ―赤彩球胴甕境界域の様相―」
      村田 晃一 氏
      (宮城県多賀城跡調査研究所上席主任研究員)
パネルディスカッション 「赤彩球胴甕のルーツと系譜を探る」
      司会:井上 雅孝(滝沢市埋蔵文化財センター主任主査)
      パネリスト:上記講師陣
日本文化人類学会、公開シンポジウム
「アイヌ民族と博物館―文化人類学からの問いかけ」
開催要項(PDF形式、79.7KB)
開催日:2020 年1 月26 日(日)13:00~17:30
開催地:法政大学市ヶ谷キャンパス 富士見ゲート G401 教室
主催団体:日本文化人類学会
共催:法政大学国際日本学研究所、日本人類学会、日本考古学協会、北海道アイヌ協会
後援:文部科学省
趣旨:このシンポジウムは、これまで3 回にわたって行われてきた、日本人類学会、日本考古学協会、北海道アイヌ協会共催による公開シンポジウムの第4 回目です。「これからのアイヌ人骨・副葬品に係る調査研究のあり方に関するラウンドテーブル」(報告書は、2017 年4 月に公表、以下、RT)で示された、社会還元の一部として行われてきたもので、今回は、昨年から差このラウンドテーブルに参加している、日本文化人類学会の主催にて行われるものです。今回のシンポジウムではアイヌ研究における文化人類学の役割に注目します。特に博物館を取り上げ、グローバル規模でのミュージアム展示の歴史や社会的役割を踏まえたうえで、博物館にかかわる文化人類学の研究の取り組みを反省的に考察します。そして今後、文化人類学がアイヌ民族との関係をどう発展させてゆくかを展望します。
登壇者:
司会: 窪田幸子(神戸大学)、太田好信(九州大学)
発表者:
山崎幸治(北海道大学)「アイヌ工芸における博物館の役割」
斎藤玲子(国立民族学博物館)「研究成果の還元と博物館活動ー収蔵資料のデータベース化を中心に」
出利葉浩司(北海学園大学)「いま、世界の博物館で起こっていること 資料の管理と展示、その返還」
コメンテーター:佐藤宏之(東京大学)、篠田謙一(国立科学博物館)、阿部一司(北海道アイヌ協会)、佐藤幸雄(北海道アイヌ協会)
縄文時代文化研究会30周年記念シンポジウム
「縄文時代葬墓制研究の現段階」

フライヤー(PDF形式、3.18MB)
日程:2019年12月7日(土)・8日(日)
会場:日本大学文理学部
     京王線下高井戸駅・桜上水駅下車徒歩10分
     (東京都世田谷区桜上水3-25-40)
   7日午前 百周年記念館 国際会議場
   7日午後・8日終日 本館地下1階 センターホール
   * 7日は午前と午後で場所が異なります。
[12月7日:1日目]
   11:00~11:10 開会の挨拶:鈴木保彦
   11:10~11:20 趣旨説明:山田康弘
 基調講演
   11:20~12:20 「縄文時代の葬墓制研究をめぐって」:山本暉久
 地域別基調報告
 「縄文時代における葬墓制研究の現状をめぐって」
   13:50~14:20 「北海道地方における葬墓制研究の現状」:藤原秀樹
   14:20~14:50 「東北地方における葬墓制研究の現状」:小原一成
   14:50~15:20 「関東地方における葬墓制研究の現状」:西澤 明
   15:30~16:00 「中部・東海・北陸地方における葬墓制研究の現状」:長田友也
   16:00~16:30 「近畿・中国・四国地方における葬墓制研究の現状」:岡田憲一
   16:30~17:00 「九州・沖縄地方における葬墓制研究の現状」:宮地聡一郎 
 懇親会(12月7日17:30~)
 場所:日本大学文理学部3号館1階  カフェテリア秋桜(会費当日受付:5000円程度)
[12月8日:2日目]
 テーマ別基調報告
 1)埋葬施設からみた縄文葬墓制
   09:30 ~10:00 「土坑墓」:坪田弘子
   10:00 ~10:30 「配石墓・石棺墓」:阿部昭典
   10:30 ~11:00 「土器棺墓(土器埋設遺構)」:中村 大
   11:00 ~11:30 「家屋墓・廃屋墓」:中村耕作
 2)葬法からみた縄文葬墓制
   11:30 ~12:00 「すぐには埋めない墓-遺体の埋没状況-」:青野友哉
   12:00 ~12:30 「遺体の二次的処理-複葬をとりまく関係性-」:阿部友寿
 3)社会へのまなざし
   13:30 ~14:00 「集落と墓域構造からみた社会」:鈴木保彦
   14:00 ~14:30 「縄文時代における葬墓制の変遷と社会複雑化」:谷口康浩
 4)新たな方法論とのコラボレーション
   14:30 ~15:00 「理化学的分析の応用による社会への接近」:日下宗一郎
 5)葬墓制研究における課題と展望
   15:00 ~15:30 「縄文葬墓制研究の課題と展望」:山田康弘
 総合討論 15:40~17:10
   17:10~17:30 総括コメント:戸田哲也・設楽博巳
   17:30~17:40 閉会挨拶
三県合同公開シンポジウム「十腰内文化とは」

フライヤー(PDF形式、690KB)
 今から約4,000年前の縄文時代後期の「十腰内文化」をテーマに、青森県・秋田県・岩手県の考古学会との共催によるシンポジウムを開催します。
日時 2019年11月16日(土) 午前10時~午後4時30分
会場 弘前市総合学習センター 2階多目的ホール
     (青森県弘前市末広4丁目10-1)
主催(共催) 青森県考古学会、秋田考古学協会、岩手考古学会、
         弘前市教育委員会
十腰内文化について
 昭和35年(1960)、岩木山麓の大規模農地開発に伴い発掘調査が行われた、十腰内(2)遺跡(とこしないかっこにいせき)では、国の重要文化財に指定された猪形土製品をはじめとした、今から約4000年前の縄文時代後期の土器や石器、土製品などが多数発見されました。また、出土した土器を基に、北東北の縄文時代後期の土器編年も組まれており、縄文時代後期を代表する遺跡の一つと言えます。
 このことから、北東北の縄文時代後期の文化は「十腰内文化」と呼ばれています。
スケジュール
 10時00分 開会
 10時10分 基調講演「十腰内文化概要」 青森県考古学会長 成田滋彦氏
 11時00分 報告「十腰内遺跡とは」 弘前市教育委員会文化財課 佐藤信輔主事
 11時30分 研究報告「十腰内文化の環境」 弘前大学 上條信彦氏
 12時00分 休憩
 13時00分 研究報告「十腰内文化の集落・住居跡」 青森県教育委員会 永嶋豊氏・加藤渉氏
 13時30分 研究報告「十腰内文化の葬制」 青森市教育委員会 児玉大成氏
 14時00分 研究報告「十腰内文化の土器と年代」 北秋田市教育委員会 榎本剛治氏
 14時30分 研究報告「十腰内文化の祭祀遺物」 岩手県立博物館 金子昭彦氏
 15時00分 休憩
 15時10分 討論(パネルディスカッション) 司会 岡村道雄元文化庁主任文化財調査官
その他
 【事前申し込み】不要
 【参加料】無料
 【駐車場】会場に駐車場がありますが、数に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。
 【お問い合わせ先】
  〒036-1393 青森県弘前市大字賀田1-1-1
  弘前市教育委員会 文化財課埋蔵文化財
  電話:0172-82-1642(平日、8時30分~17時00分まで)
詳細情報 >>> 十腰内文化シンポジウムを開催します。(文化財課)|弘前市
第33回 東北日本の旧石器文化を語る会 秋田大会
開催要項(PDF形式268KB)
参加申込書(WORD形式52KB)
参加申込書(PDF形式81KB)
1 日程  2019年12月21日(土)・22日(日)
2 会場 中央市民サービスセンター(洋室4)
      (秋田県秋田市山王一丁目1番1号 秋田市役所本庁舎3階)
3 主催 東北日本の旧石器文化を語る会
4 協力 秋田市観光文化スポーツ部文化振興課
5 次第
  【1日目】12月21日(土)
  受付 12:30~
  開会 13:00
  13:10~14:00 基調講演 「東北日本の石刃技術」 須藤隆司(明治大学黒耀石研究センター)
  話題提供Ⅰ 「東北日本の後期旧石器時代の石刃技法」
  14:00~14:25 石川恵美子 「秋田県の石刃技法の変遷
           -米ヶ森・鴨子台・小出Ⅳ遺跡の接合資料を中心として-」
  14:25~14:50 神田和彦 「下堤G遺跡の石刃技法と米ヶ森技法」
  14:50~15:00 (休憩)
  15:00~15:25 佐藤祐輔 「製作者の視点でみる後期旧石器時代前半期の石器製作技術」
  15:25~15:50 野口 淳 「3D計測と形態測定学から見た旧石器時代前半期の石刃技法と石器群」
  15:50~16:00 質 疑
  資料検討会 16:00~17:00 (洋室2・3)
  懇親会 18:00~ アキタパークホテル(秋田市山王四丁目5-10 TEL: 018-862-1515)
  【2日目】12月22日(日)
  話題提供Ⅱ 「東北日本における旧石器時代遺跡の調査」
  9:10~ 9:30 北海道タチカルシュナイ遺跡M?I地点(東京大学)
  9:30~ 9:50 北海道共栄3遺跡(北海道大学)
  9:50~10:10 青森県尻労安部洞窟(尻労安部洞窟発掘調査団・慶應義塾大学)
  10:10~10:30 宮城県蒲沢山遺跡(東北福祉大学)
  10:30~10:40 (休憩)
  10:40~11:00 山形県角二山遺跡(東北大学)
  11:00~11:20 山形県北町遺跡(愛知学院大学)
  11:20~11:35 福島県笹山原遺跡No.16(郡山女子大学短期大学部)
  11:35~11:50 福島県赤井谷地における古環境調査(学習院女子大学)
  閉会 11:50
  資料検討会 12:00~12:30 (洋室2・3)
6 資料検討会への資料の持ち込みについて
  石器・石材サンプル等の持ち込みを歓迎します。
7 参加申し込み・会費等
  ・参加を希望される方は、12 月6日(金)までに下記あてにお申し込みください。
  懇親会への参加・不参加を必ず添えて下さい(別紙「参加申込書」をご利用ください)。
  連絡は、できるだけE-mailでお願いします。
  ・参加費1,000円、発表要旨集代1,500円(予定)を当日受付で申し受けます。
  ・懇親会費は6,000円の予定です。当日受付でお預かりします。
  【申し込み先】
  第33回大会開催事務局 神田和彦
  住 所:秋田市山王一丁目1番1号 秋田市役所観光文化スポーツ部文化振興課
  電 話:018-888-5607
  メール:ac010090(a)city.akita.lg.jp ※(a)を@に入れ替えてください
8 宿泊:斡旋は致しませんので、各自で手配をお願いします。
9 会場案内
  お車でお越しの場合
  ―秋田自動車道「秋田中央IC」から約10分。
   ICを出て直進し、秋田中央道路(地下道)を通ると便利です。市役所駐車場が利用できます。
  公共交通機関でお越しの場合
  ―JR秋田駅西口 2番・3番・5番・7番線バス乗り場より約10分、「県庁市役所前」下車。
  ※県庁経由であれば当該バス停を経由します。
2019年度 博古研究会総会・研究大会 「北奥蝦夷の社会と文化」
開催要項(PDF形式、117KB)
期間 2019年11月9日 (土) 13:00~16:30
会場 北上市立博物館 (北上市立花14-59)
趣旨 本州の北辺において、蝦夷の社会と文化はどのように始まり、変遷していったのか。各地の発掘調査事例をもとに、続縄文・古墳・末期古墳・土器生産といった観点から、その実像を明らかにしていきたい。
日程
13:00~13:30
13:30~13:40

13:40~14:20


14:20~15:00



15:10~15:50


15:50~16:30
 総会(会員のみ参加)
 開会挨拶 茂木雅博(博古研究会会長)
 開催地挨拶 杉本良(北上市立博物館長)
 発表1
  「5世紀における宮城県から岩手県の古墳埋葬施設の系譜について」
  石橋 宏 会員(東北大学埋蔵文化財調査室)
 発表2
  「末期古墳の被葬者からみた古代北奥社会」
  高橋和成 会員(秋田県教育委員会)
 休憩(10分)
 発表3
  「土器生産体制の変遷から見る蝦夷社会」
  君島武史 会員(北上市教育委員会)
 討議・質疑
参加費(資料代等) 300円
企画展「秋田城と古代仏教」

フライヤー(PNG形式、0.99MB)
期間 令和元年7月20日(土曜日)から令和元年8月25日(日曜日)まで
会場 秋田市立秋田城跡歴史資料館
 秋田城跡南東の鵜ノ木(うのき)地区。
 小高い丘から見つかった大規模な建物群は、歴史書に記された秋田城に付属した寺院「四天王寺」であると考えられています。
 律令国家最北の城柵に寺院が造られた理由とは?
 その後地域に展開していった古代仏教の実態に迫ります。
詳細情報 前期企画展「秋田城と古代仏教」|秋田市立秋田城跡歴史資料館
テーマ展「古・岩手のクロガネ
 -発掘から見えてきた古代~中世の鉄文化-」

フライヤー(PDF形式、0.99MB)
期間 2019年6月8日(土)~8月18日(日)
会場 岩手県立博物館
 岩手は南部鉄器や橋野高炉跡など昔から鉄生産地として有名ですが、これまで様子が不明だった中世以前。近年、復興関連等の発掘調査で、多くの鉄生産関連の遺跡が発見され、いにしえの鉄生産の様相が明らかとなってきました。
 本テーマ展では、主に沿岸部で出土した資料を中心に、県内の最新情報を紹介し、発掘成果から見えてきた岩手の古代~中世の鉄生産の技術的変遷と系譜を辿ってみます。
詳細情報 企画展・テーマ展のご案内|岩手県立博物館
企画展「豊沢川流域のエミシ」

フライヤー(JPEG形式、4.73MB)

企画展・講演会の概要(PDF形式147KB)
会期:令和元年7月13日(土)~9月23日(月・祝) ※無休
時間:午前9時から午後5時まで(入館受付は午後4時30分まで)
会場:花巻市総合文化財センター 企画展示室
    (岩手県花巻市大迫町大迫3-39-1 TEL0198-29-4567)
古代に北上川西岸の支流・豊沢川流域で生活したエミシ(蝦夷)と呼ばれた人々の暮らしの様子を、図と写真で解説します。また、発掘調査で出土した資料も展示します。
                                          
埋蔵文化財講演会及び展示解説会
 企画展の開催に合わせ関連事業として、歴史学・考古学からみた古代蝦夷について、長年研究され優れた知見をお持ちの岩手大学・樋口知志 先生にご講演いただきます。
 また、講演会終了後には展示室において総合文化財センター職員によるミニ解説会を開催します。
開催日時:令和元年8月4日(日) 午後1時30分~午後4時
開催場所:花巻市総合文化財センター体験学習室(定員約50名前後)
演  題:「北上盆地の古代蝦夷(エミシ)」
講  師:岩手大学人文社会科学部 教授 樋口知志 氏
※事前の申し込みは不要、講演会及び展示解説会の際の入館料は無料です。
※講演会終了後の展示解説会は、企画展示室にて約30分間行います。(午後4時終了予定)
ひづめ館懇話会設立10周年シンポジウム&サミット
平泉と並び立つ「比爪」の実像を探る

フライヤー(PDF形式、3.37MB)
比爪館跡、小路口遺跡などの発掘調査で垣間見えていた「比爪」の様相であるが、近年の大銀Ⅱ遺跡の調査により、新たに、比爪館に匹敵する「居館」の存在が浮かび上がった。また、城内Ⅰ遺跡、北条館跡の調査では、平泉の最初期(西暦1100年頃)のかわらけが出土し、比爪のスタートが平泉と同時期であることも確認されつつある。これらの最新資料を基に「比爪」の実像を示す。また、本州北辺の北奥、閉伊の地域は比爪の影響が強く及んでおり、比爪存続の基盤となった地域と考えられる。比爪の「勢力範囲」についても検討し、「平泉と並び立つ比爪の実像」を明らかにする。
日時 令和元年(2019)年7月7日(日) 9:40~14:50
会場 盛岡南ショッピングセンターNAKS(ナックス)多目的ホール
主催 赤石地区ひづめ館懇話会
内容
9:50~10:40 近年の比爪関連遺跡発掘調査成果
 鈴木 賢治氏 (紫波町教育委員会)
 西澤 正晴氏 (岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター) 
10:55~12:00 基調講演タイトル未定「平泉と並び立つ比爪の実像を探る」
 柳原 敏昭先生(東北大学大学院文学研究科教授)
13:00~13:40 比爪研究の現状と課題
 八重樫忠郎氏 (平泉町役場)
 井上 雅孝氏 (滝沢市埋蔵文化財センター)
パネルディスカッション 13:50~14:50
 パネラー 柳原先生・鈴木氏・西澤氏・八重樫氏・井上氏
コーディネーター 羽柴直人(紫波町文化財調査委員)
新潟県考古学会30周年記念誌「新潟県の考古学 III 」予約受付について
 新潟県考古学会30周年記念誌「新潟県の考古学 III 」が今秋に刊行されます。新潟県の旧石器時代から近世に至る考古学の調査・研究成果を時代別に集大成したもので、新潟県考古学会員約95名が執筆しています。10周年に刊行された「新潟県の考古学」以降の新しい成果を中心に下記の体裁・構成でまとめられているとのことです。現在、予約申し込みを受け付け中とのことですので、ご希望の方は下記の要領にてお申し込みください。
表題 新潟県の考古学 III (新潟県考古学会編)
体裁 A4判,約750ページ,モノクロ印刷
構成
 第1章 旧石器時代(総論,石器群の様相と変遷,遺跡,環境と生業,技術と石材)
 第2章 縄文時代(総論,土器,集落と遺跡群,食料資源,道具と技術,生産と流通,精神文化)
 第3章 弥生時代(総論,土器,集落と住居,生業,生産と流通,墓制と祭祀)
 第4章 古墳時代(総論,土器,集落と遺物,生業,生産と流通,墓制)
 第5章 古代(総論,土器・木製容器,集落・墓,生産)
 第6章 中世(総論,遺物,城館・寺社・集落・墓,生産)
 第7章 近世(総論,陶磁器類,木製品・金属製品・石製品,暮らし,信仰と墓制,在地生産)
 特論 地震他,年輪年代,舟
部数 300部(予定)
発行 2019年10月下旬刊行(予定)
予約価格 約6,000円(予価,送料別) ※一人1冊まで
予約申し込み・問い合わせ
 新潟県考古学会30周年記念事業実行委員会(担当:事務局長 小熊博史)
  メールアドレス:niigatakenkoko[a]gmail.com[(a)を@に置き換えてください]
 郵便番号・住所・氏名・電話番号を2019件6月21日までにメールでご連絡ください。
 後日、正式な申し込み(価格,支払・受取方法)をご返信させていただきます。
奈良文化財研究所による“3D Bone Atlas Database”の公開について
~ヒト、イヌ、イノシシなどの哺乳類の主要な骨格部位を立体的に閲覧可能~
 奈良文化財研究所(埋蔵文化財センター環境考古学研究室)により、“3D Bone Atlas Database”が公開されています。骨格標本の三次元計測データをもとに構築されたこのデータベースには、遺跡から出土することが多い哺乳類(ヒト、イヌ、イノシシ、ニホンジカ、ウシ、ウマ)の主要骨格部位の立体的な骨格図の三次元データが収録されています(ヒトに関しては性差判別の分析方法も掲載)。汎用性の高いPDF形式で収録された三次元データによって、あらゆる角度から骨格部位を表示しながら骨の形態を容易に把握できることから、考古学における遺跡出土骨の同定のほか、人類学、動物学、古生物学、さらには博物館や学校での教育資料としての活用も見込まれています。
3D Bone Atlas Databaseの概要|奈良文化財研究所
(画面右列の動物種をクリックして表示される骨格図の各部位をクリックするとPDFファイルが開きます)