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 地域展示『復興と発掘調査』

 宮城県考古学会主催地域展示「復興と発掘調査」

 
案内チラシPDF(20231117.pdf)

●会場1 旧観慶丸商店(石巻市中央三丁目6-9) <こちらの会場は終了しました>
  〔期 間〕7月26日(水)~8月7日(月)
  〔紹介する遺跡〕中沢遺跡・羽黒下遺跡(石巻市)、江の浜貝塚(東松島市)、
          松葉板碑群(女川町)

「復興と発掘調査」はじまる
 宮城県考古学会の東日本大震災復興調査成果活用実行委員会による「復興と発掘調査」の沿岸北部南地区の地域展示が石巻市中央3丁目の旧観慶丸商店2階展示スペースで開催されました。石巻市、東松島市、女川町で行われた東日本大震災からの復興調査で明らかとなった縄文時代から中世までの新発見の調査成果がパネルと出土品の展示で紹介されました。
 開催期間中(7月26日~8月7日)には川開き祭り―復興への祈りを込めて―が開催(8月4日~6日)されており、街中の会場であるため浴衣姿の見学者も多く、約456名の来場者がありました。偶然立ち寄った市民も多かったようですが、足を止め熱心に見入る方がいました。これから県内3か所でも展示が行われます。



●会場2 リアスアーク美術館(気仙沼市赤岩牧沢138-5) <こちらの会場は終了しました>
  〔期 間〕8月23日(水)~9月3日(日)
  〔紹介する遺跡〕波怒棄館遺跡・磯草貝塚・台の下貝塚・台の下遺跡・
          小屋館城跡(気仙沼市) 、大久保貝塚・新井田館跡(南三陸町)

縄文貝塚・中世館跡を中心に
 沿岸北部北地区の地域展示が、気仙沼市赤岩牧沢のリアス・アーク美術館エントランスにて開催されました。気仙沼市、南三陸町で行われた東日本大震災に伴う復興調査の成果(縄文時代、中世)について、パネルと出土品の展示で紹介されました。
 復興調査の成果をまとめた展示が開催されるのは、気仙沼市内では初めてであり、会場には、気仙沼市内外からの見学者が訪れました。見学者の中には、発掘調査当時に作業員として従事された方もいて、パネルを見ながら調査を懐かしむ様子が見られました。また、長い時間足を止め、熱心に遺物を観察する方もいました。見学者は、10日間で276名でした。



●会場3 東北学院大学博物館(仙台市青葉区土樋一丁目3-1) <こちらの会場は終了しました>
  〔期 間〕10月18日(水)~11月8日(水)
  〔入場料〕一般200円 ※10月21(土)・22(日)・28(土)・29(日)は無料
  〔紹介する遺跡〕中在家南遺跡・荒井南遺跡・和田織部館跡・貞山堀・仙台城跡(仙台市)、
          多賀城跡・山王・市川橋遺跡(多賀城市)、中沢遺跡・羽黒下遺跡(石巻市)、
          江ノ浜貝塚(東松島市)、松葉板碑群(女川町)、波怒棄館遺跡・磯草貝塚・
          台の下貝塚・台の下遺跡・小屋館城跡(気仙沼市)、
          大久保貝塚・新井田館跡(南三陸町)、
          中筋遺跡・合戦原遺跡・熊の作遺跡(山元町)

日本考古学協会宮城大会と連携
 県央の仙台市、多賀城市の復興調査成果と沿岸北部北、沿岸北部南、沿岸南部での「地域展示」の内容を加えた「総合展示」を東北学院大学博物館にて開催いたしました。この大学博物館は2009年の開館以来、歴史学、考古学、民俗学などの学術資料を展示し、学芸員養成などの教育活動にも使われている施設です。復興調査とも関わる常設展示の墨書土器と板碑群の展示を残し、上記の遺跡の発掘調査成果を紹介しました。
 日本考古学協会宮城大会2日目の昼休みに地域毎の展示解説を行い、多くの協会員に見ていただきました。また開催期間中は考古学関係者にとどまらず、大学生や職場体験の中学生など幅広い見学者が訪れ、19日間で388人の来場者がありました。


●会場4 山元町歴史民俗資料館(亘理郡山元町浅生原字日向13-5) <こちらの会場は終了しました>
  〔期 間〕11月17日(金)~12月10日(日)
  〔入場料〕一般200円 ※12月10日(日)は無料
  〔紹介する遺跡〕谷原遺跡・中筋遺跡・合戦原遺跡・熊の作遺跡・犬塚遺跡・戸花山遺跡・
          川内遺跡・山下館跡・鷲足館跡・北経塚遺跡(山元町)

横穴墓群・製鉄関連遺跡を中心に
 宮城県考古学会の東日本大震災復興調査成果活用実行委員会による「復興と発掘調査」の沿岸南部の地域展示が、山元町浅生原日向の山元町歴史民俗資料館展示室内の一角で開催されました。亘理町、山元町で行われた東日本大震災からの復興調査で明らかとなった縄文時代から中世までの新発見の調査成果がパネルと出土品の展示で紹介されました。 
 亘理郡内の復興調査成果を一挙公開する展示が開催されるのは今回が初めてで、会場には、亘理・山元町内外から多くの見学者が訪れました。見学者からは「復興に関連する発掘がこれほど多く行われたとは知らなかった」「町の歴史的価値、風土が理解できてよかった」「発掘に従事したすべての人に感謝したい」など声がありました。開催期間中(11月17日~12月10日)には、復興調査の大きな成果があった「合戦原横穴墓群出土金属製品」を紹介する企画展も同時開催(10月28日~1月14日)。見学者は、21日間で475名でした。


*問い合せ先 eiichi_nagashima01(a)city.sendai.jp ※(a)を@に置き換えてください。
         (東日本大震災復興調査成果活用実行委員会)